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期間: 2002年11月~2003年1月
研修生: 中元直子(31歳)
研修先: 北京昌平区私立大学
6時半~7時起床 身支度の後、当日の授業の準備
8:00~10:00 1限目 「標準日本語(上)」文型を中心に授業を進める。
10:00~10:20 休憩
10:20~11:50 2限目 同じく教科書中心。
ただ2限目あたりになると学生の集中力も落ちてくるので会話の授業をしたり、ゲームをしながら日本語が覚えられるように工夫したり。新出単語、教科書の読み、文型導入、ドリル(変換練習やロールプレイなど)なるべく発話させるようにしていますが、現在の私のクラスのレベルの差が大きいのでできる人がどうしても発話する傾向にあり、それが悩みです。この差をどうやって埋めていけばいいのかを試行錯誤しています。
昼食は、もう一人の日本人研修生や中国人の日本語の先生と一緒に食べたりしています。私の場合は、その後開水(お湯)を汲みに行きます。午後は明日の授業の準備で殆ど潰れます。
18:00~19:00 夕食
今は寒いので持ち帰りにして部屋で食べたり。週末はどちらか一日は北京に出たり、たまには学生とバトミントンしたり、山に登ったりこちらで知り合った同じく日本語を勉強している学生さんと食事をしたり。もう一日は授業の準備をしています。
私の場合、何度も中国を訪れていたこともあり、生活する上で特に悩んだり困ったことはありませんでした。ただ、全く初めての方であれば、出発前に最初の何週間分かの授業を準備をしていくことができれば一番いいかなと感じました。生活に慣れるのに少なくとも2週間~1ヶ月はかかるでしょうから。以前に留学していたとか事情がある程度わかっている方なら問題ないと思いますが。学生は地方出身がほとんど。その分とても素朴だと思います。授業で教えたばかりの日本語をプライベートのコミュニケーション時に使っているのを聞くとやはり嬉しいです。
日本語を教えたことのある人の多くがおそらく初級(「みんなの日本語」で言うと上下合わせて50課まで)までではないかと思います。中級・上級に教えるとなるとまた少し話が違ってきます。日本で発売されている教材の殆どが初級向けです。
私自身通信教育やボランティア講座で学んだ教授法及び教える為の体系的な日本語文法は初級まででした。なので、こちらに来てとても苦労しました。学生のレベルが中級に伴っているかと言えば決してそうではないのですが、教える内容は中級クラスのものになりますので(例えば、日本語能力検定レベル2級でいうと、~わけではない、~わけがない、~ないわけではない、~するわけだ、~するはずだ。の違いなど)こちらもそれ相当の勉強が必要になります。
初級レベルの学生への教授法と中・上級レベルの学生への教授法なども発音指導の面などで若干異なってきます。以前の先生は中国語がある程度出来たようなので1年生に対して、初級を教えていたようですが、そうでないとある程度日本語が理解出来るようになった2年生に中級レベルの日本語を教えることになるとおもいますので、あらかじめ日本にいる間にこちらで使っているテキストなどの見本が手に入ると安心出来るのでは。事前に準備してしすぎることはないと思います。
私の一時帰国中にNさんに授業の代わりをしてもらしました。それまで彼は教科書のない3年生を教えていて自分で教案を作っており、いつも私に「いいなぁ、教科書があって」と言っていましたが、代行授業をしてからは『「標準日本語」の大変さがわかった。』と言っています。「代わって」と言うと断られました(笑